○真宗のお盆の迎え方~真宗会館HPより~
亡き人を案ずる私が 亡き人から案じられている。
いのちと向き合う時間を。
浄土真宗の門徒は、亡き人を「諸仏」といただいてきました。諸仏とは、私たちを人間としての真実の生き方へと導いてくださる仏さまのことです。亡き人を、「真実に目覚め、真実に生きよ」と呼びかけてくださる「諸仏」といただき、今を生きる私自身が、真実の教えを聞くことこそ、亡き人を本当に尊ぶことになるのです。
浄土真宗ではお盆をお迎えするにあたっては、特別なお供え(野菜で作る馬や牛
など)をすることではなく、改めて亡き人を偲びながら、“いのち”の事実とその“いのち”にかけられた深い願いに耳を傾けることを大事にしてきました。 お寺やご家庭のお内仏(お仏壇)、お墓へのお参りを通して、いま生きているこの私の“いのち”や人生を振り返る時間として過ごすのが、浄土真宗の「お盆」の迎え方です。
お盆の準備として・・・お内仏を清掃し、打敷をかけ、供物を供えます。打敷をかけるスペースがなければ、ご用意いただかなくても結構です。蝋燭は朱色(赤色)をご準備ください。
※・精霊棚は設けず、送り⽕・迎え⽕もしません。ナスやキュウリで⾺や⽜を⾒⽴てた作り物などもしません。★初盆のことなど、わからないことがあれば、お寺に聞いてください★
◎お知らせ◎
○6月15日(水)午前6時半~8時 奉仕作業(草むしり)【ご協力いただける方々】
○6月26日(日)午後5時~ 仏法壮年会総会 【壮年会会員の方】
○6月28日(火)午前10時~ プリザーブド仏花教室(別紙参照)【予約制】
○7月5日(火)午後1時半~ 仏法女性部会総会&チャリティーイベント(別紙参照)
○7月6日(水)午後1時半~ 総代世話方会総会 【総代世話方さん方々】
○7月9日(土)午前10時~午後4時 お寺ヨガ&マルシェ(別紙参照)
つれづれに・・・
四月二十一日、教え子の一周忌でした。まだ、24歳という若さでお浄土に還っていってしまった教え子。一生懸命頑張って、夢を叶えて、まだ三年目でした。「バカタレ!」そう言いながらも「よく頑張ったね。」と冷たくなった顔をなでることしかできなかった一年前。お参りに行くたびに、お婆ちゃんが、「先生、覚えとってくれてありがとう。」そう言って迎えてくださいました。ご家族もどうにかして向き合おうとされてました。その姿に、私も前を向かなきゃいけないなァと学んだことです。受け入れられない、受け入れたくない現実を目の当たりにしたとき私たちは真実から目を背けたくなったり、誰かのせいにしようとしたり、怒りに変わったりすることがあります。でもきっと、そんな自分も仏さまは、ぜーんぶ包み込んで、それでいい、それでいいんだよ。と受け止めて受け入れて、抱きしめてくださっているのではないでしょうか。今、やっとそう感じれるようになりました。
お浄土ってどんなところなんでしょうか・・・。誰も、行って帰ってきた人がいないか
らわからないけど、「お浄土」とか「お念仏」っていうのは、亡くなった人の為では
なく、今を生きる私たちの為にあるものなんです。先日、よくお寺に来られては母のことを話してくれていたおばあちゃんもお浄土へと還られました。「夢に坊守さんが出てきてね・・・」「寝てたら坊守さんがそこに座っててね・・・」母を慕ってくれていたおばあちゃん。とっても優しい方でした。娘が、布団に横になったおばあちゃんの顔の近くで「ナンマンダ」と手を合わせました。涙が出ました。「なんまんだ」その意味はよくわからなくても、おばあちゃんを見て、出てきたお念仏。私たちに教えてくださってました。今頃母とゆっくりお話してるかな?いつか私たちも、命有るもの全ての者が往くべきお浄土の世界。だけど、できることならみんな往かないで欲しい。また「お念仏」の有難さを知った出来事でした。
五月は・・・十八日若院、二十日娘二歳、二十五日犬ハル十八歳のお誕生日。おじいちゃん犬ハル君、一生懸命生きてます。みんなまとめてお誕生日会☆元気が一番ですね♪
そして、五月二十一日、お寺での仏前結婚式。小さな頃から知ってる女の子の白無垢姿は何とも感慨深いものがありました。今では四人の男の子を育てる肝っ玉母ちゃん。結婚式から披露宴まで、全部手作りの結婚式。毎日のように、ご家族が飾り付けやら準備やら手伝いに来てくれました。とってもあたたかい式になりました。幸せいっぱいもらいました。おめでとう☆ 因福寺76-0433
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